2023年8月号ルミディータ通信
ルミディータ通信2023年8月号 目次
1.自分を磨く!キレイの心理学:37・・・なんかイライラ…!夏の酷暑と感情の心理学
2.カンタン!ながら美容ナビ・・・汗、紫外線以外にも!夏の肌荒れ原因と対策
3.おいしいってしあわせ!:31・・・ゆったり空間で特別ランチ♩38食堂(世田谷区千歳烏山)
なんかイライラ…!夏の酷暑と感情の心理学
先日、国連・事務総長が「『地球沸騰化』の時代が到来した」という警鐘を鳴らしました。
日本でも各地で連日猛暑日が続いて、疲れを感じる方も多いのではないでしょうか。
疲れや熱中症などの症状だけではなく、暑さは人の感情にも大きく影響を与えます。
暑いとイライラ…の原因
気温が上がりすぎると体内温度を下げることにエネルギーを使うため、他の活動に使うエネルギー量が減ります。
そのため勉強や仕事などに集中できなくなり、物事が順調に進まなくなるためイライラしてしまいます。
さらに暑さによる寝不足や集中力の低下、眠気などもイライラに拍車をかけてしまいます。
アメリカの研究で気温が4度上がると、殺人や強盗など凶悪事件が10万件も増加するという報告も!
心理的な影響は28度を超えると現れはじめ、32度を超えるとさらに強く現れるのです。
ここ数年の夏は35度を超えることが当たり前になってきているので、28度から影響があるというのは驚きます。
暑さによる心への影響
暑くなりすぎると人は…
⚫︎攻撃的になる
⚫︎落ち着いて考えられなくなり、短絡的な思考と行動をしやすくなる
→じっくり考えるのが面倒になる
⚫︎人を助ける行動が減る
→自分のことで精一杯で人に気を配ることができなくなる
⚫︎心拍数が上がるなど、体は覚醒状態が高まるのに脳の動きが鈍くなって認知機能が低下し、意欲がなくなる
→心身のアンバランスでイライラや乱暴な行動が生まれやすい
夏のイライラを抑えて快適に過ごすには
暑さによる心への影響は、自律神経への負荷とも大きく関係します。
「暑くてイライラ」を防ぐためには、脳が疲れにくい環境を作ることが大切です。
脳が疲れにくい環境
脳にとっての最適温度は22〜24度!
脳が一番活発に動ける温度は意外と涼しめの22〜24度とのこと。
「頭を冷やす」という言葉がありますが、冷静になるためには冷やすのが良いというのも納得できます。
エアコンの推奨温度が28度ですが、脳にとって良い環境と言えないんですね。
脳にとっては、涼しめの室温にして上着で調整するのが良いのだそうです。
常に22〜24度を保つのは現実的な温度ではないかもしれませんが、知っておいて損はありません。
1時間に一回は体を動かす
長い時間同じ姿勢を続けると、血流が悪くなって自律神経に負担がかかってしまいます。
喉が渇いていなくても水分補給をしてトイレに行く回数を増やすことで、体を動かす時間を作ることができます。
水分補給と運動、どちらも脳に大切なことなので、ぜひ取り入れたいですね。
冷やす、動く、水分補給が心の健康にも大切!
今年も残暑が厳しいと思われ、暑い期間がまだ続きます。
イライラしたな、なんだか疲れたな…と感じたら
- 室温を下げる
- 1時間に一回動く
- こまめに水分補給
ができているかな?を確認してみてくださいね。
汗、紫外線以外にも!夏は肌に過酷な環境!!
夏に起こる肌荒れの2大原因は紫外線と汗!
紫外線を浴びすぎると肌のバリア機能が低下し、乾燥が進みます。
また汗には塩分やアンモニアといった肌への刺激成分が含まれているため、水分が蒸発した後にそれらが残って肌荒れしやすくなります。
肌荒れ対策に気をつけるのはこの2つだけではありません…まだある夏の肌荒れ原因を見ていきましょう。
見落としがち!夏肌荒れの原因
1:冷たい食べ物・飲み物の摂りすぎ
氷がたっぷり入ってキンキンに冷えた飲み物、そうめんや冷やし中華など、酷暑の夏には冷たいものがサッパリして美味しく感じますが、冷たい飲食物を摂りすぎると体内を冷やしてしまいます。
体内が冷えて血流が滞ると新陳代謝が低下するため、ニキビなどや吹き出物ができやすくなったり、お手入れしても効果を感じにくくなるのです。
飲み物は常温やホットにしたり温かいスープをとるなど体内を温める工夫をしましょう!
2:エアコンによる冷え
上の記事で「脳にとっての最適温度は22〜24度なので頭が働かない時は部屋を涼しくして上着で調整するのが良い」と書きましたが、エアコンの難点は湿度が下がること。
長時間エアコンで湿度の低い場所にいると肌が乾燥してしまいます。
冷えを感じたら、手軽でおすすめなのは蒸しタオル!
水で濡らしたタオルをレンジで1分ほど温め、顔の上に乗せます。(熱い場合があるので温度を確認してからご使用ください)
血流の改善とともに肌のトーンアップ、またタオルにアロマオイルをたらしたら癒し効果も期待できます。
夏はシャワーだけで済ます方も多いと思いますが、ぬるめのお湯に10分つかるだけで
- 血流アップ、新陳代謝アップ
- 肩こり等痛みの緩和、むくみの緩和
- 副交換神経を優位にしてリラックス
などの嬉しい効果がありますよ。
3:間違ったスキンケア
夏はベタベタするからスキンケアは化粧水だけ、というのは大間違いです…!
化粧水を塗っただけはすぐに蒸発してしまい、潤いを保つことが難しいのです。
乳液やクリームなどの油分はフタの役割を果たすため、その前に塗った化粧水や美容液の効果を最大限に引き出す効果も期待できます。
またベタつきを落とそうとして洗顔しすぎたりゴシゴシ洗うのもNGです。
優しく洗い、優しく拭いて丁寧に肌を扱ってくださいね。
夏の肌荒れを防いで毎日を楽しく🎵
酷暑は肌にとっても過酷な環境。
でも少し意識し行動するだけで、肌を整えることができます。
夏の肌荒れを放っておくと冬になってさらに乾燥が進む原因に…
ぜひお手入れポイントを押さえて、キレイな肌をキープしてくださいね。
今月のおいしい!
たまにはゆったり♩特別フレンチランチ
京王線千歳烏山駅から徒歩4分。
細い路地を入った先にある小さなフレンチレストランへ。
外観と緑のコントラストがすてき!
お店は小規模ですが座席をゆったりとっていてテーブルも広く、素敵な空間です。
ワインと、コース料理
自然派ワインがおすすめとのことで、確か勝沼産のワインを。
スッキリして飲みやすかったです。
前日までの予約でディナーと同じコースメニューがいただけるとのことだったので、コースをお願いしました。
メニューは毎月変わるそうです。
ビシソワーズとグリーンサラダ。
ライ麦のフランスパンと一緒に。
お魚料理は「鮎のコンフィ、夏野菜とメロンのクスクス」
長時間じっくり油で火入れされているそうで、こんなに香ばしくて美味しい鮎を食べたのは初めてでした。
鮎といえば塩焼きしか食べたことがなかったので、とても新鮮!
臭みも一切なく、骨も頭も柔らかいので口に残ることなく食べられます。
クスクスのつぶつぶ感、野菜のフレッシュさとのコントラストも美味。
お肉料理は「いわて鶏のソテー、ココナッツクリームソース」
外はパリパリ、中はしっとりで旨味が強い鶏と、ココナッツクリームの濃厚さがよく合います!
親しみやすい落ち着いた雰囲気の店内でゆっくり食べるフレンチ、美味しかったです。