2022年5月号ルミディータ通信
ルミディータ通信2022年5月号 目次
1.自分を磨く!キレイの心理学:22・・・私だけ違うのはちょっと…って思っちゃう[同調圧力]に負けない方法
2.カンタン!ながら美容ナビ・・・なんとなく疲れる・体調が悪い・眠れない…スッキリしたい!五月病
3.HAPPY呼び込む♡パワースポット紀行:62・・・癒される♡猫カフェ MOCHA(原宿店)
4.おいしいってしあわせ!:23・・・カフェ&バー DEPOT(東京駅)
嫌われるのが怖くて、つい合わせちゃうのがストレス…
「それわかるー!」
「だよね〜」
「そうだよね〜」
「私もー!」
「女性は共感」とも言われるように互いに共感し合うことで安心感を得たり、トラブルを避けようとする傾向があります。
お互いに無理をせずに共感できれば問題ありませんが
「本当はそうは思わないけど、トラブルになると嫌だから」
「嫌われたくない、仲間はずれにされたくないから合わせなきゃ」
という気持ちがあると、同調圧力を感じて苦しくなってしまいます。
共感と同調の違いは?
似ているけど、意味が全く異なる2つの言葉
共感と同調という言葉は似ているように感じますが、どのような違いがあるのでしょうか。
共感は、相手の気持ちに寄り添い、相手と同じ気持ちや態度になることを言います。
同調は、本音では反対意見だとしても、場の空気を壊したくない・嫌われたくないなどの理由で多数派の意見に合わせることを言います。
また同調圧力とは、少数派が多数派の意見に合わせなければならない、と感じるような無言の圧力を言います。
共感と同調は相手に合わせるという点では同じに見えるかもしれませんが、「相手の気持ちに寄り添い、気持ちを共有して行動する」のと「本音では違うが、場の空気に合わせている」という点で全く異なるのです。
疲れる「同調圧力」…
日本には「和を以て貴しとなす」「出る杭は打たれる」などという言葉もあり、みんなと同じ意見であることが良いとされ、本音をぶつけ合うことを避けたり、個性が強い・多数と違うと仲間はずれにされる傾向があります。
だからつい、周りに合わせた方がいいのではないかと考えてしまうのです。
特にコロナ禍になって相互監視の目が厳しくなり、息苦しさを感じる人も増えています。
でも本音を言えなかったり、いつも周りの空気を読んでやりたいことができない、やりたくないことをしないといけないなんて疲れてしまいますよね。
でも周りから浮くのは避けたい…
どうしたら良いのでしょうか?
同調圧力に負けない方法
「好かれたい」
「周りから浮きたくない」
「嫌われたくない」
「仲間はずれにされたくない」
という気持ちが強すぎると同調圧力に弱くなります。
孤独が怖い人、自分の意見を持っていない人が同調圧力に負けて、無理をし過ぎてしまうのです。
同調圧力に負けないための3つの方法を見ていきましょう。
1:周囲の期待と自分のキャパシティを分けて考える
「相手の期待にはこたえなければ」という思いが強すぎると無理をしてしまいます。ですが相手の期待に全て応える義務はないのです。
自分は「嫌だな、辛いな、やめたいな」とキャパシティオーバーしていても、相手は「〇〇さんはいつも断らないから大丈夫だろう」と考えているかもしれません。
相手の意向と自分ができるキャパシティや考えば別問題なのです。
自分ができないときは「できない」と伝えることも大切で、伝えることで相手も無理させていることに気づいてくれるかもしれません。
「相手の期待に100%応える必要はない」と言うことを知り、行動しても良いのです。
2:断ることも仕事のひとつ、と考えてみる
いつも無理して相手に合わせることで、ストレスが溜まったり、疲れて体調を崩してしまっては元も子もありません。
どんな時に無理をして相手に合わせてしまうのかは人によって異なりますが、適切な対応をして自分を守ことは、わがままではないのです。
「断ることも仕事のひとつ」と考えられるようになれば意外と「断る」「気を使い過ぎない」ができるようになります。
3:「無理して人に合わせている」と感じた回数を数えて記録する
そうはいってもいきなり行動を変えることは難しいかもしれません。
そんな場合は自分が「無理して相手に合わせている」と感じた回数を数えて記録し「見える化」してみましょう。
人は意外と自分のことがわかっていないので、意識して客観的にみることは冷静な判断をするために大切です。
見える化することで「この日は10回も無理してたんだ、苦しいに決まってるよね」と振り返ることができ、どうしたらいいかを考えることもできます。
相手に合わせることだけに固執するより、自分が心地よくなることに目を向けれらたらいいですよね。
まとめ
・共感と同調は似て非なるもの
・同調とは自分の本心とは違っても相手に合わせること
・相手に合わせすぎると苦しくなる
・同調圧力に負けないためには…
❶周囲の期待と自分のキャパシティを分けて考える
❷自分を守るために断るのも仕事のひとつ、と考えてみる
❸無理して合わせている、と感じた回数を感じて見える化する
<参考>
幻冬舎 GOLD ONLINE:同調圧力に勝つ人、負ける人の決定的な違い
日経X WOMAN:同調圧力に負けない 逆の発想で乗り切る3つのすすめ
楽天 美人のマネ活:同調圧力とは?日本人が群れたがる理由と同調圧力に負けない方法を解説!
五月病ってなに?
五月病とはゴールデンウィーク明けに発症することが多い症状です。
(最近では社員研修期間が長い企業もあり、時期がずれて六月病と言うこともあります)
・体調がなんとなく悪い
・気分がスッキリしない
・やる気が出ない
・疲れが取れない
・食欲が低下している
・眠れない、眠りが浅い
などの特徴があります。
どうして五月病になるの?
主な原因はストレスと疲労です。
大きく環境が変わりやすい4月。
新生活で期待や不安を抱きながらも頑張っていた状態がストレスとなり、疲れが溜まって徐々に身体が適応できなくなった状態が五月病と言えます。
新しい環境に馴染めない場合だけがストレスになると思われがちですが、新しい環境に馴染めたとしても環境の変化や頑張りすぎがストレスになることもあります。
五月病になりやすい人は?
五月病になりやすい人の特徴は環境面と性格面で以下のような人です。
環境面
❶進学した
❷就職・転職した
❸引っ越し・一人暮らしを始めた
❹異動した・昇進した
(自分だけでなく、家族など身近な人も含めて)
性格面
❶真面目で几帳面
❷どちらかというと完璧主義
❸責任感が強い
❹周りに気を遣うことが多い
新しい環境はただでさえストレスになりやすいのに最初から頑張り過ぎてしまうと知らないうちにストレスを溜め込んでしまい、五月病(六月病)になりやすくなります。ひどくなるとうつ病や適応障害を引き起こしてしまう可能性もあります。
五月病にならないためにはどうしたらいいの?
五月病を防ぐための、いちばん大切な心がまえ
まず大切なのが、自分にも周りの人にも完璧を求め過ぎないことです。
新しい環境ですぐに物事を完璧にこなせる人はいません。
100点が取れないと意味がない、という完璧主義では自分で自分の首を絞めてしまいます。
そのことに気づき、最初は「6〜7割できればOK」「多少できてなくても、まぁいっか」くらいの軽い気持ちでいましょう。
さらに、休むことも仕事のひとつと考えましょう。
少しでも疲れたな、と感じたら早めにストレス解消したり、早めに休むこともとても大切。
忙しい時こそ家族や友人とコミュニケーションを取ったり、悩みを聞いてもらうことも大切です。
五月病予防・4大ポイント
01/趣味を見つける・続ける!
好きなことに没頭したり、好きなものを食べたりすると気持ちを落が落ち着き、リラックスすることができます。
今まで趣味があるならそれを続けてもいいし、新たに好きなことを見つけてもいいでしょう。
趣味があることでオンオフのメリハリもつきやすく、いつまでも嫌なことを引きずることがなくなるメリットもあります。
02/体を動かして精神的ストレス解消!
精神的なストレスは運動することで肉体的疲労に変換することができます。
やる気が出ないからとダラダラしているとなかなかリラックスできません。リラックスするには運動と休息のバランスが大切なのです。
いきなり激しい運動をやろうとしても続かないので、1回20分くらいの軽い運動を継続するのが良いでしょう。
03/体のリズムを整える
不規則な生活は体内リズムを乱し、ストレス増加の原因になります。
とは言ってもすぐに全てのリズムを変えることが難しい場合は朝起きる時間か夜寝る時間だけでも固定すると少しずつ全体のリズムが整ってきます。
04/人に相談する・話す・コミュニケーションをとる
友達や仲間、家族など、信頼できる人と話をしたり、コミュニケーションをとりましょう。
ネガティブな感情を言葉にして手放すことで心が浄化されます。
また話をするうちに今まで気づかなかった自分の考えや感情を整理することができます。
身近に話せる人がいない場合はカウンセリングを利用するのもいいでしょう。
それも難しい場合は、その時の感情を紙に書き出すことも効果的です。自分の気持ちに正直に書き出すことで客観視することができ、気持ちが落ち着きます。
・五月病は4月から環境が変わった人、真面目で几帳面な人が頑張り過ぎたり、理想と現実のギャップがストレスとなって発症しやすい。
・五月病にならない心がまえ…
❶最初から完璧を求めず、6〜7割できればOKくらいのゆるい感覚が大切。
❷疲れが溜まる前に休む。
・五月病を予防するためには…
❶趣味を持つ。
❷1回20分くらいの有酸素運動を継続する。
❸体のリズムを整える。
❹悩みを相談・話をしたり、紙に書き出す。
<参考>
日本生命:健康コラム
厚生労働省:こころの耳
厚生労働省:こころもメンテしよう
猫カフェ MOCHAで癒される♡
今回は趣向を変えて猫カフェをご紹介!
気まぐれな猫たちに癒されるスポット・MOCHAは全国展開しているおしゃれでゆったりした猫カフェです。
アニマルセラピーという言葉があるように、人が猫に癒されるのは科学的な根拠があるそうです。
猫に癒されるしくみ
猫は触れても、遊んでも、見ているだけでも癒されるということです。
家では飼えなくてもいろんな猫と遊べる猫カフェは、まさに癒しのパワースポットです♡
おやつを持っていないとなかなか寄ってきてはくれませんが、そのツンデレ具合も脳を活性化させるとのことです。
おのおの好きなようにくつろぐ猫たち。
原宿駅前のお店にたまに行きます。

ツンデレ猫ちゃんたちにも大人気になれる猫アイス

落ちてこないか心配になるはみ出し具合がかわいい

貫禄のあるもふもふしっぽ

木のオブジェに馴染む立派なもふもふ
猫がリラックスしている時に喉を鳴らす「ゴロゴロ音」もリラックス効果があるそうですが、猫カフェではなかなかゴロゴロ音を聞くことはできず残念です…どの子も個性的でかわいい猫たち。その上こんなにいろんな作用をもたらしてくれるなんて、本当にビックリですね!
猫カフェは私の最強パワースポットです!!
今月のおいしい!
東京駅の地下にあるノスタルジックカフェ&バー
東京駅に用事があると立ち寄るDEPOT。丸の内・八重洲の地下連絡通路にあります。
ナポリタンとほろ苦プリンが名物のようですが、そちらはいただいたことがなく、ちょっと一杯とおつまみメニューを注文してしまいます。
グループのお客さんもいますが、カウンター席の多い落ち着いた雰囲気のお店なので一人でも入りやすくて気に入っています。
どこもかしこも人の多い東京駅の隅っこにある穴場的なお店だと思っています♪